【ザック探し】グラナイトギア「ニンバスメリディアン(Nimbus Meridian)」

もう一つ、いま気になっているザックは、「GRANITE GEAR ニンバス・メリディアン」。

これは、発売されてから少し時間が経っているし、使っている方も少なくはないと思う。
ぼくも店で試してみたことが何度かあって、悪い印象はない。
けど、Granite Gearじたい、一時期、評価が良すぎて、天の邪鬼なぼくには、かえって手を出しづらいブランドだったりもして。
ちょっと乗り遅れた感が、一番のネック。
Granite Gearと言えば、昨年末に、知人から、ヴェイパー・トレイルをを使ってないから、買わない?って訊かれたときに、素直に買っておけば良かったかな。
グラナイトギア ヴェイパートレイル/Reg/スカイ

結局は値段に負けるタイプの人間なので、この話に乗っておけば、いまこんな風に迷わなくて済んだかもしれない。
でも、サイドポケットの大きさなどはいいとして、やはり一気室の大容量バッグは、どうも苦手。
トレッキング中に限らず、ぼくの最大の弱点は、整理が苦手なことなので。
ちゃんと山へ行くと割り切って、最低限の荷物にするときはべつとして、そんな人間に、トップ・ローディングのみのザックは無理。
それに、このサイズだと、海外放浪のときにも使うので、フロント・アクセスがなければ悲惨な目に陥るのは目に見えている。
その点、ニンバス・メリディアンだと、おおむクリアしてくれている。
GRANITE GEAR ニンバス・メリディアン

フロントからアクセスできるので、2気室にこだわる必要もない。
欲を言えば、「<POINT10倍対象商品>ニンバスアクセス3800FZ」のように、内側にもコンプレッションベルトが付いていれば、よりパッキングしやすそうなのだけど。
まあ、本当に必要だったら、ニンバス・メリディアンに自作改造できる範囲なので、良しとしよう。
あと、トップリッドを取り外しても、使いやすそうなところはポイント高い。
さっき、ふとこの「Vapor Trail」という単語、どこかで見覚えがあるなぁと思ったら、Rideというバンドに、「vapour trail」(←you tubeに飛びます)という名曲があったんだった。
綴りに「o」が入るかどうかは、アメリカ英語がイギリス英語かの違い。
意味は知らなかったんだけど、調べてみたら「飛行機雲」だった。

 

結局、購入

いろいろ悩んだ挙げ句、「GRANITE GEAR[グラナイトギア]ニンバスメリディアン」にした。

結局、値段と容量で決めたと言ってもいいかもしれない。
安めに入手できたというのが、やっぱり決定打。
以前使っていたこともあった「GREGORY[グレゴリー]トリコニ60(リッジライングレー)」を、店頭で改めて背負わせてもらったとき、つい「はい、これで」と言いそうになったりもしたのだけど。

誰が言ったかは知らないが、「バックパックのロールスロイス」とも呼ばれる、このトリコニ。
流石にそれは大袈裟すぎるだろうとは思うけど、たしかによくできている。
手で持った重い荷物が、背中に上げた途端に軽くなる感覚は、本当に快感。
では、なぜやめたかというと、現行のモデルは、色が今ひとつだったから。
グレーの2トーンの色合いが渋すぎる。
かと言って、カレー色のは、いかにもアウトドアですって感じで、ちょっとパス。
というか、これに合わせられるウェアを持っていない。
いや、それも言い訳かな。
GREGORY[グレゴリー]トリコニ60」を使い始めると、なかなか他のものに手を出そうという気持ちが萎えてしまうからかもしれない。
トリコニがいいのはわかっているので、もう少し体が動かなくなる年齢まで(何年後だ?)は、取っておこうかな、と。
それならば、いまは「GRANITE GEAR[グラナイトギア]ニンバスメリディアン」の62Lでありながら、トップリッドを外せば50L強のザックにもなるという汎用性を取ろうか、と。
もちろん「OSPREY/オスプレー イーサー 60 ツンドラ」などでも、トップリッドが外せるけど、その場合は、ちょっと不格好なのでパスということにした。

もう一個、気になっていたMystery Ranchの「Glacier」は、まだ興味を持っているのだけど、問い合わせてみたら、夏までに届くかどうかも微妙なので、保留。

大型パックが必要になるかどうかを再検討して、もし要るときは、70L越えのモデルを考えようかな?と。
というか、先日あるアウトドア店に行ったとき、Mystery Ranchの軍用モデル系のパックを背負っている人がいて。
バッグだけのことではないのだけど、その姿を見て感じたのは、「格好いい」ではなく、むしろ「ちょっと、いやらしいな」だったりもして。
全身ブランドで固めているけど、全体のコーディネイトが整っていないタイプの方だったので、Mystery Ranchというブランドイメージも、なんかそのイメージに引っ張られてしまっているのだけど。
コーディネイトは、色と形、トレッキングならそれらに加えて機能を、どう組み合わせていくかということのはず。
ブランドのロゴだけを積み上げていくのは美しくないので、その仲間入りは慎重に行おうかな、と。

 

森 薫

雑誌編集者、webコンテンツディレクターを経て独立。コロナ禍を機に半農半X生活へ移行、「X」は表向きライター業、実際は単なる車中泊トラベラー?!

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