ニチネン固形燃料の使用テスト_カレーピラフ+わかめスープ

昨日に引き続き、固形燃料のテストを兼ねた夕食を準備しようとしているのだけど、今回は、ちょっと怖い。
火力が弱めのニチネンの固形燃料(25g)で、ご飯が炊けるか?をトライしなければならないから。
ほかの夕食は用意していないので、もし失敗したら、コンビニにでも走るしかないだろう。
食い道楽だけが人生の楽しみだというぼくにとって(決して高いモノだけを食べたいわけではないけれど)、コンビニ弁当ほど惨めな気分させるものはないのだ。
そんな個人的な話はともかく、同じ要領で始めてみよう。
まず着火。

相変わらず待つこと10分。ウンともスンとも言わないけど、それにも慣れてきた……………………………………………………さらに待ち、約15分45秒後に、ようやくフタの縁から水滴が垂れる。
Esbitで約8分30秒だったので、やはり2倍くらいの時間がかかっている。

25分くらい経ったところで、ナベの中から沸騰音が聞こえなくなったので、フタを空けてみた。
昔からご飯を炊くときは「赤子泣いてもフタ取るな」とは言われるけど、火にかけているうちは、数回フタを開けるくらい構わないという料理研究家も多いので、躊躇なく確認した方がいい。
写真では具が邪魔をしてよく見えないが、ちゃんと炊けている感じだった。

フタを戻して、逆さまに置き、蒸らしておく(ちなみに、このときは絶対にフタを開けない方がいいと言われることもある)。
続いて、スープ用にお湯を沸かそうしたところで、一個目の燃料が尽きた。
その時間、約28分。

(↓)スープの調理・感想に続く


2個目を投入。タイマーもリセットしておく。

5分弱で、水が温まってきたところで、乾燥わかめなどの具を入れる。

具を入れ、いったん温度が下がったのが、復活した7分後あたりに、溶き卵を入れ、7-8割固まったところで、完成。
その時間、約9分。

2個目の燃料は、まだ半分以上に残っていたので、もう一つ、お茶用に200mlくらいの湯を沸かす。
蒸らしていたクッカーを空け、米を混ぜ合わせる。
すると、ちゃんと炊けている!

お茶用のお湯もわいたところ(約24分)で、クッカーを火から下ろすと、まだ少し燃料は残っていた。
もう少し多め(350mlくらい?)のお湯を沸かすことができたかもしれない。

それにしても、米が炊けるかどうか、半信半疑だったけど、ちゃんとできたことにホッとする。
しかも、Esbitで炊いたときより美味しいような気がする。
焦げ付きも少ない。
最近は耳を頼りにご飯を炊いていたので、何分間を火にかければいいのかも忘れていたが、東京GASのwebの「おいしいご飯を炊こう」を見たら、約25分となっているので、今回の炊飯は、ほぼ理想的な調理時間だったのかもしれない。
米を炊くには、Esbitだと、むしろ火力が強すぎるということか。
結論としては、ニチネンの固形燃料(25g)でも、使い方によっては十分使えるということになるだろう。
ちなみに、2日続けてまったく同じメニューなのは、やっぱりキツかったので、卵焼きをかぶせ、オムカレーにして消費したとさ。

森 薫

雑誌編集者、webコンテンツディレクターを経て独立。コロナ禍を機に半農半X生活へ移行、「X」は表向きライター業、実際は単なる車中泊トラベラー?!

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