【レガシィで車中泊】突っ張り棒&カーテンでシェード(目隠し)をDIY

車中泊・バンライフ

 

車中泊で眠りにつくとき、外部からの視線が気になる方にとって、必需品は窓を覆うシェード。

このページでは、突っ張り棒とカーテンを自作して、前方からの視線をシャットアウトする方法をにトライしてみます。

 

車中泊で目隠しが必要な場所

目隠しが必要なのは、当然ですが、前から・横から・後ろか・

・フロントシートとリアシートの間
・リアシートのドアガラス×2、荷室のサイドガラス×2
・リアのドアガラス

 

 

前からの視線の覆い方は、寝床をつくる際に、軽バンなどフロントシート部分までを使う車種か、ミニバンやワゴンなど後部座席と荷室を使う車種かの大きく2つに分けられます。

前者の場合、シェードはフロントガラスを覆うタイプしか選択肢はないわけですが、後者の場合は、それに加えて、後部座席の前にカーテンなどを付ける選択肢も出てきます。

レガシィツーリングワゴンは後者の倒した後部座席と荷室で寝る場所をキープするので、どちらのやり方でもいいのですが、ここでは、後者のカータンタイプをできるだけ簡単に、そしてお手頃な費用で製作することを試みてみました。

 

サイドガラスとリアガラスに銀マットベースのシェードをDIYする実例はこちらへ▽

 

フロントシートとリアシートの間にカーテン設置

まずは、カーテンを吊るす横棒が必要です。

一般的には、曲がるカーテンレールを付けたり、ロープで代用したりというやり方がありますが、突っ張り棒でできました。

車内にいるかどうかわからないくらい、完全に遮断(遮光)を目指す方も多いようですが、あくまで目隠しレベルでいいなら、突っ張り棒+既成のカーテンが楽ちんです。

 

DIY(準備):レガシィ ツーリングワゴン 車内での突っ張り棒のかけ方

ロープにしろ突っ張り棒にしろ、レガシィの天井には、商用のミニバンなどのようにフックを取り付けられる部分がなく…といろいろいじっていたら見つけました!

突っ張り棒でカーテンを吊るす

アシストグリップを下げると、ちょうど棒が乗っかるくぼみがあります。

突っ張り棒でカーテンを吊るす

そこに突っ張り棒を乗せます。

壊れないように、テンションは低めで。

懸けるのはカーテンなので、さほど耐荷重を気にする必要はありません。

 

DIY❶:突っ張り棒×カフェカーテン

一番手っ取り早そうなやり方として、横長のカーテンを垂らしてみれば?と思ったわけです。

【レガシィで車中泊】突っ張り棒&カーテンでシェード(目隠し)をつくる|ひとてま

100円ショップで探すと、「カフェカーテン」という名称でいくつか横長のカーテンが出ていました。

カフェカーテンをかけると、こんな感じ。

ただ、80×40cmのサイズですので、サイドが少し足りません。

レガシィ ツーリングワゴンの場合、上部(突っ張り棒をかけている部分)が95cmほどですが、ヘッドレストのあたりだと、130cmほどあります。

完全な目隠しを目指す方には不十分でしょうが、多少の隙間は気にならない方なら、税込み220円でできるお手軽シェードとしては十分じゃないでしょうか。

 

DIY❷:突っ張り棒×遮光カーテン

さらに完璧なものを目指します。

100均なので、100円の商品で何とかしたいと考えていたのですが、DAISOでは500円商品だったら遮光カーテンが出ていました。

【レガシィで車中泊】突っ張り棒&カーテンでシェード(目隠し)をつくる|ひとてま

「ドレープ遮光カーテン -リネン調ー」100×140cm。

梱包のビニール袋の上か見ると、生地の風合いは悪くありません。

ニトリでも同サイズの遮光カーテンが、1200円(税込)からなので、550円と言ってもじゅうぶんお値打ちです。

ただし、横100cmというサイズが微妙でしょうか。

ちゃんとしたカーテンなので、ドレープ部分でレガシィの社内幅の130cmくらいほど広がれば、縦のサイズを80cmくらいにカットして、端の始末を裾上げテープなどですれば、簡単にできそうです。

ダメだったら、単に布として使い、横長カーテンを作りなおそうか。

といわけで、購入し、恐る恐る封を開けてみます。

【レガシィで車中泊】突っ張り棒&カーテンでシェード(目隠し)をつくる|ひとてま

おお、やっぱりドレープ型です。

【レガシィで車中泊】突っ張り棒&カーテンでシェード(目隠し)をつくる|ひとてま

計ってみると、ちょうど130cm。

横幅はこのままで行けそうです。

【レガシィで車中泊】突っ張り棒&カーテンでシェード(目隠し)をつくる|ひとてま

実際にかけてみると、こんな感じで、ジャストサイズ。

後は長さを70cmくらいにカットして、縫うなり、裾上げテープで張り付けるなりすれば十分でしょう。

さらに完璧を目指すなら、両サイドにマジックテープを取り付けて、車体と張り合わせるようにできれば、隙間はさらに少なくなります。

というわけで、実行してみます。

【レガシィで車中泊】突っ張り棒&カーテンでシェード(目隠し)をつくる|ひとてま

まずは長さを70cmほどでカット。

ハサミの精度が悪かったこともありますが、リネン生地なので、スキッときれいに切れなかったので、折りたたんで、いったんボンドで止めておきます。

【レガシィで車中泊】突っ張り棒&カーテンでシェード(目隠し)をつくる|ひとてま

ボンドが乾いたころに、次に裾上げテープを用意。

どの100円ショップでも売っていると思います。

【レガシィで車中泊】突っ張り棒&カーテンでシェード(目隠し)をつくる|ひとてま

水に浸して、アイロンがけをすれば、タイプですので、順々に付けていきます。

そして、突っ張り棒に吊り下げるための小物を用意。

【レガシィで車中泊】突っ張り棒&カーテンでシェード(目隠し)をつくる

クリップ型などもありますが、上部に隙間ができますので、リングライナーと足が長めのカーテンフックにしました。

以上で完成。

取り付けて吊り下げてみると、こんなイメージです。

【レガシィで車中泊】突っ張り棒&カーテンでシェード(目隠し)をつくる

サイドガラスにシェードを付ければ、眠る際のプライバシーも確保できそうです。

夜は、こんな感じです。

【レガシィで車中泊】突っ張り棒&カーテンでシェード(目隠し)をつくる

 

 

用意した材料(費用)

  1. リネン 遮光カーテン 100×140cm ¥550
  2. 突っ張り棒 90~110cm(DAISOで購入) ¥110
  3. 裾上げテープ(DAISOで購入) ¥110
  4. リングライナー(コーナンで購入) ¥165
  5. カーテンフック ¥184

締めて1,119円でのDIY、じゅうぶん満足です。

 

森 薫

雑誌編集者、webコンテンツディレクターを経て独立。コロナ禍を機に半農半X生活へ移行、「X」は表向きライター業、実際は単なる車中泊トラベラー?!

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