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車中泊で眠りにつくとき、外部からの視線が気になる方にとって、必需品は窓を覆うシェード。
このページでは、レガシィツーリングワゴンBP5のサイドとリアを覆うシェードを銀マットで自作します。
車中泊で目隠しが必要な場所
車中泊の際に目隠しが必要なのは、当然ですが、前から・横から・後ろからの3方向になります。
❶フロントシートとリアシートの間
❷リアシートのドアガラス×2、荷室のサイドガラス×2
❸リアのドアガラス
車種に合わせた既製品も多数出ていますね。
このページでは、❷❸のサイドガラスとリアガラスのシャードの作り方をご紹介します。
サイドガラス(後部座席&荷室)/リアのドアガラス
ここが難関。
レガシィツーリングワゴンはサッシュレスモデルなので、窓枠がありません。
スタイリッシュでカッコいいとは思うのですが、100均なでで入手できるマグネットでレールを取り付ける汎用カーテンなどが使えないのが難点。
ECサイトなどで出ている専用シェードは、だいたい吸盤タイプですね。
DIY(準備):素材選び
というわけで、DIYです。
ピタッと窓枠にハメるシェードを目指します。
素材に関しては、大きく分けるとプラダン派と銀マット派が主流のようです。
いや、プラダン(プラスチック段ボール)を使う方のほうが圧倒的に多そうですかね。
となると、ひねくれて、まずは銀マットでやってみようと思ったわけです。
さらにプラダンを使うにしても、遮光だけではなく、ある程度の遮熱を求めるなら、どちらにしろアルミシートは貼ることになるので、既にアルミシートが付いている銀マットを使えば楽なはずです。
DIY:銀マットをベースにシェード作成
ペラッペラのものだと(断熱用のアルミシートなど)、自立しませんが、厚さが8mmくらいある銀マットであれば大丈夫でしょうか。
大きさは、180×100cmの2人用タイプであれば、サイドとリアを覆うシェードが1枚で作れそうです。
Amazonで販売しているバンドックのアルミ ロール マット 厚さ8mmで1,345円。
悪くないなと思っていたのですが、DAISOで見つけてしまいました。
折り畳みタイプですが、同サイズで550円。
折癖がまっすぐにならないかと不安だったのですが、銀シートではないブルーのポリ側をそのままにしておくのも野暮なので、インテリアシートを貼ってピシッとさせることにします。
制作の手順
①型取り
新聞紙を使ったり、ビニール袋を水で密着させたり、やり方もいろいろありますが、オーソドックスに紙で象ってみました。
窓に合わせ、縁を鉛筆でなぞって型紙を作ります。
②銀シートをカット
①の型紙に合わせて銀マットを切るわけですが、型紙より一回り大きめ(5mm~1cmくらい)に切っていきます。
型紙を取る際に、正確なサイズでできていないことも多いので、余白を取っておいた方が後で調整が効きます。
③インテリアシートの貼り付け
②で切った銀マットのポリ側に、インテリアシートを貼り付けます。はみ出した部分はカットします。
➃サイズ調整
実際の窓に当てながら、はみ出した部分を少しずつカットし、サイズと形状を合わせていきます。
こういった隙間を少しずつなくしていきます。
何となくブラウンが内装に合わない気がしたので、ブラックのレザー調に変更しました。
⑤完成
外からみるとこんな感じです。
多少の隙間はありますが、まあ、良しとします。
<失敗例>
①の型紙に頼りすぎて、正確に形やサイズが取れていないと、下の写真のように隙間が空いてしまいます。
<リアガラスについて>
サイドガラスと同じく、銀マットをベースにすることは決めていました。
ただ、内面をどうしようかと考えた時に、前方の目隠しで使ったカーテン生地がちょうどよいサイズくらいで余っています。
これを貼り合わせれば、前後のコーディネイトもバッチリということにしておきましょう。
フロントシートとリアシートにカーテンを付ける実例はこちらへ▽
用意した材料(費用)
- 折り畳み銀マット ¥550
- レザー風シート 30×90cm 5個 ¥550
今回はどちらもDAISOで購入。
1100円で横と後ろのシェードが作れると思えば、かなり安く上がったのではないでしょうか。
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