スバル「レガシィBP5(ツーリングワゴン)」を車中泊仕様にカスタム:INDEX

車中泊・バンライフ

 

スバル「レガシィBP5(ツーリングワゴン)」を車中泊仕様にカスタム:INDEX

ツーリングワゴンの名車・スバル「レガシィ」。

本当は車中泊用にミニバン狙いだったのですが、カーキャンプには最適な車の一つではあるので、何とか車中泊仕様にカスタムしています。

当ページはそのインデックス、何をやったかという項目をリストアップしていきます。

 

スバル・レガシィBP5 ツーリングワゴンを車中泊仕様にカスタム

10年ちょっと落ちのレガシィでしたが、前所有者がかなりの車好きだったこともあり、足回りの状態は最高。

スバル「レガシィBP5(ツーリングワゴン)」を車中泊仕様にカスタム:INDEX|ひとてま

4WDの利点をいかしてアウトドア用&普段乗りで使おうかと考えていたのですが、やはりそれだけではもったいないな、と。

横から見ればわかるように全長は十分で、実際、リアシートを倒せば、荷室と合わせて最長192cmのほぼフラットな状態をつくれます。

スバル「レガシィBP5(ツーリングワゴン)」を車中泊仕様にカスタム:INDEX

荷室の天井高は70~90cm。

120cmくらいはあるミニバンと比べれば、座るのもやっとな高さですが、寝るには十分。

むしろミニバン車中泊が増えているので、駐車場などでもかえって目立たずに車中泊ができるのでは?と、逆張りの発想をしてみています。

というわけで、レガシィツーリングワゴンを車中泊にも使えるように、少しずつカスタムしていっています。

 

❶寝床をつくる

車中泊なので、まずは快適に寝る場所の確保です。

 

ピクニックシートでおしゃれに床断熱

現在は、表は起毛、裏はアルミ蒸着で断熱効果も期待できるピクニックシート(798円)を汚れ防止も考えて敷いています。

【レガシィで車中泊】荷室の床をピクニックシートでおしゃれに断熱

 

使っているのは、BUNDOK ピクニックシート200×170cm ネイティブ柄▽

 

作り方など詳細はこちら▽

 

ベッドではなくマットで快適に眠る方法

レガシィの車中泊でも、高さが低めのコットやベッドで眠る方も多いようですが、車高がないのでマットで寝ています。

 

詳細はこちら▽

 

❷シェードをつくる

図太い神経を持ち合わせていなければ、寝るときには、外部から見えないようにしたいもの。

また、断熱性も考えると、シェードをつくるのが得策です。

ECサイトなどでレガシィツーリングワゴン専用シェードも販売されていますが、ここは自作で乗り切っています。

 

 

フロントシート後ろにカーテンを吊る

レガシィは、倒したリアシートと荷室で長さ180~190cmくらいのスペースが取れます。

ですので、前方からのシェードは、フロントガラスへの設置ではなく、フロントシートの後ろにカーテンを付けることで対応。

【レガシィで車中泊】突っ張り棒&カーテンでシェード(目隠し)をつくる

 

作り方など詳細はこちら▽

 

銀マットでサイドガラスのシェードを作成

窓のシェードをDIYする場合、プラダンや銀マットをベースにする作り方が一般的ですが、断熱効果も期待して、銀マットで作っています。

【レガシィで車中泊】突っ張り棒&カーテンでシェード(目隠し)をつくる

作り方など詳細はこちら▽

 

 

❺収納を確保

ルーフキャリア&ルーフボックス

ワゴンなので、バンに比べて荷室に車高がないところがウィークポイント。

ならば、屋根上に収納を付けます。

 

完全防水ではないので、入れるものは限られますが、200~400リットルの容量を追加できるので、使わない手はありません。

 

 

トランクカーゴ

備え付けの棚などは作らず、必要なキャンプ道具などは、リスのトランクカーゴ 50Lに入れています。

スバル「レガシィBP5(ツーリングワゴン)」を車中泊仕様にカスタム:INDEX

使っているのは、リス「トランクカーゴ」50L▽

 

このカーゴ、テーブルやベンチに流用できることで知られていて、天板をDIYでつくってみました。

作り方など詳細はこちら▽

 

100均バッグ

睡眠用のマットはそのまま、寝袋・タオルなど寝具は100均で買ったバッグに収納。

 

天井用収納ネット

意外と便利なのが天井用の収納ネット。

普段は、シェードを収納していますが、寝るときは、それを各部に設置する代わりに、あまった寝具や寝具入れのバッグなどを入れておけます。

 

❹電気回りを用意

車高がないので、部屋で暮らすように車中泊を楽しむのは難しいのですが、それでも停車中に電気が使えれば、快適です。

PCでの作業や仕事もできますし。

ポータブル電源を後部座席(右側)の足元に積んでいます。

 

使っているのは、EcoFlowの「EFDELTA」▽

 

350000mAh/1260Wh、 AC1600W(サージ3100W)という大容量・高出力というところも助かりますが、何より高速充電で2時間で満タンになるところが魅力です。

レガシィは運転席と助手席の間のコンソールボックスに、12vの出力が付いているので、走行中はそこから充電できます。

出発した時は、ほぼ空だったとしても、目的地まで2~3時間走れば、充電完了できるので、非常に便利です。

 

今後はソーラー充電対応に

ルーフトップボックスの上に、ソフトタイプのソーラーパネルを置くことを検討中。

 

 

 

❺ワークスペース

助手席の後方に取り付けるテーブルを作成予定。

これで、PC作業はできます。

 

❻食回り

ミニバンを車中泊カスタムするのだったら、車内で調理することを検討していたのですが、ツーリングワゴンになったことで、諦めました。

 

エコにこだわり最近人気が出てきた「F40C4TMP」の22Lモデルを持っているのですが、置く場所がありあません。。。

 

ただ、ポータブル電源は積んでいますので、サンコー「超高速弁当箱炊飯器」だけは、万が一のために常備しています。

 

消費電力は185Wで済みますし、2段重ねタイプだと、下でご飯を炊いて、上でレトルトを温めることもできます。

もちろん、最近注目の炊飯器レシピなどを応用して、煮物なども作れます。

※車内で調理する場合は、くれぐれも換気に注してください。

 

そもそも短期間の旅であれば、キャンプするか、外食するか、中食にするか、選択肢はいくつもありますし、そういった旅先の特徴を舌から味わうのも醍醐味です。

 

 

▽【車内泊カスタム】DIYでカスタム計画はこちら▽

 

森 薫

雑誌編集者、webコンテンツディレクターを経て独立。コロナ禍を機に半農半X生活へ移行、「X」は表向きライター業、実際は単なる車中泊トラベラー?!

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