【キャンプギア】耐燃性で焚き火にも使いやすいパップテント、ワンティグリス「ブラックオルカ 2.0」インプレ

キャンプギア

 

独特なスタイルで、キャンパーたちの間で噂のパップテント。

その軽量バージョンとして有名になったOneTigris「BLACK ORCA」に、ポリコットン製のアップデート版「BLACK ORCA 2.0」が登場しました!

何がいいかと言うと、コットンが混ざることによって、耐燃性が高まっていること。
つまり、焚き火テントとしては最注目のモデルです。

 

 

軽量パップテントの名作OneTigris「BLACK ORCA」のポリコットン製が登場

注目のアウトドアブランドOneTigris(ワンティグリス)とは? 

最近気になるモデルと発表し続けているOneTigris(ワンティグリス)。

軍用アイテムの雰囲気を醸すデザインで、コスパも良い。

どんな出自かと思ったら中国のメーカーでした。

オフィシャルのHPには、下記のように説明されています。

ブランドコンセプト
 Do what you love, Love what you do.(好きなことをやろう。やっていることを好きになろう。)

OneTigrisは主にミリタリー系アウトドア実用装備を提供しております。OneTigrisは我々のブランドで、お客様に良い商品を提供できるように頑張っております。

 

ということで、パップテントです。

2ポールで立つところも魅力ですが、このキャノピー(ひさし)部分のデザインが便利。

いわゆる前室部分が大きく取れるので、日よけに焚き火にいろいろ役立ちます。

例えば、カーキャンプなどで、キャノピーの先を車に取り付けたり、使い方のアイデアがいろいろ浮かんできます。

 

耐燃性と重量のバランスに優れたポリコットン製パップテント

このOneTigris「BLACK ORCA 2.0」なのですが、何が「2.0」にアップデートされたかというと、生地がナイロンからポリコットン製に変更されたことによります。

ナイロン製の軽量タイプも魅力なのですが、コットンを混ぜることにより、耐燃性が高まっています。

それで?と思う方もいるかもしれませんが、焚き火キャンパーには朗報。

軒下で焚き火をして、火の粉くらいであれば、生地がやられることはありません。

【キャンプギア】耐燃性で焚き火にも使いやすいパップテント OneTigris「BLACK ORCA 2.0」インプレ

もともと軍用テントの一つであったように、コットン製のモデルも出ているのですが、さすがにオールコットンだと重すぎるんです。

運ぶのが大変ということもありますが、立てたときに生地を支えるのが大変なので、ポールが太くなったり、もやは布のプレハブ状態になってしまうわけです。

というわけで、重量や耐水性とのバランスでは、ポリコットン製に軍配が上がるでしょう。

早速入手してみました。

 

 

 

OneTigris「BLACK ORCA 2.0」の張り方

同梱物

バランスがいいとは書きましたが、一式で6.55 Kgありますので、それなりの重さです。

カーキャンプじゃないとしんどいですね。

袋を開けると、天幕が丸められています。

ペグやガイロープ一式。

ポールなしのバージョンもありますが、今回購入したのは125cmのポールが4本付です。

グランドシートも付いていました。

【キャンプギア】耐燃性で焚き火にも使いやすいパップテント OneTigris「BLACK ORCA 2.0」インプレ

 

張り方

まずグランドシートの上に本体部分を広げます。

【キャンプギア】耐燃性で焚き火にも使いやすいパップテント OneTigris「BLACK ORCA 2.0」インプレ

どこが底だかパッとわかるようになるまで、少し慣れが必要かもしれません。

続いて、本体の底の4隅をペグで止めます。

【キャンプギア】耐燃性で焚き火にも使いやすいパップテント OneTigris「BLACK ORCA 2.0」インプレ

サイドにポールを合わせ、ガイロープを張ってポールを立てます。

【キャンプギア】耐燃性で焚き火にも使いやすいパップテント OneTigris「BLACK ORCA 2.0」インプレ

両サイドをポールとガイロープでざっくりと立てた状態がこれ。

【キャンプギア】耐燃性で焚き火にも使いやすいパップテント OneTigris「BLACK ORCA 2.0」インプレ

ここからガイロープの長さを調整し、テンションをかけ、本体の”張り”を出していきます。

さらにキャノピーにもポールとガイロープを設置し、テンションをかけていきます。

【キャンプギア】耐燃性で焚き火にも使いやすいパップテント OneTigris「BLACK ORCA 2.0」インプレ

初回でも、何とか立てることができましたが、きれいに張るにはもう何回か体験してみたいと難しいかもしれません。

というのも、自立式ではないので、ロープの張り方でシルエットが決まってしまうわけです。

結構なアナログなテントだとやってみてわかりました。

けれども、使い勝手・過ごし心地は抜群なので、しばらく愛用していこうと考えています。

 

 

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森 薫

雑誌編集者、webコンテンツディレクターを経て独立。コロナ禍を機に半農半X生活へ移行、「X」は表向きライター業、実際は単なる車中泊トラベラー?!

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