エスビット vs ニチネン_固形燃料ストーブ スペック比較

今日、いい天気だったら、やらなければならない雑務をほっぽり出して、奥多摩でも行こうかと思っていたんだけど、案の定、微妙な天気。
平日にやり残した諸々を片づけながら、合間を縫って、昨日かっぱ橋で仕入れた固形燃料のテストでもやってみようか、と。
旅館の鍋物などで固形燃料が使われるのは何度も見ているが、保温・雰囲気を演出するだけのものだと思っていた。けれども、エスビットのポケットストーブの評判を聞くにつれ、意外とあなどれないんじゃないか?と思った次第。ある程度は、アウトドアでも実用性があるのではないか、と。
繰り返しになるけど、エスビットのポケットストーブのランニング・コストは、どう考えても安くない。なので、多少火力は落ちようと、安くて、補助的になればいいくらいの感じで探していた。
けれど、炭入れ M20−304も発見したことで、もう少し本格的に使えるのではないか、と。

というわけで、Esbitのポケットストーブ ミリタリーと比較してみよう。

まずは燃料の価格比較から。
実際は、もう少し安く購入しているけど、公正を期すために、楽天での最安価格で比較していこう。ただし、送料は無視しているので、あくまで参考程度に、ということで。
使用するニチネンの固形燃料は、こちらの固形燃料アルミ付(トップ トレーパック)25g×20個入

固形燃料アルミ付 25g×20個入
1個あたりの燃焼時間=約20分
パッケージ価格=399 円(税込)
1個あたりの価格=19.95 円(税込)
燃焼時間が、約20分となると、Esbitで対応するのは、スタンダード(4g)ではなく、大粒の固形燃料ミリタリー(14g)の方だろうか。

エスビット 固形燃料ミリタリー(14gx12タブ)
1タブあたりの燃焼時間=約15分
パッケージ価格=440円(税込)
1個あたりの価格=36.67 円(税込)
燃焼効率の問題を無視すれば、圧倒的にニチネンに分がある。
10分あたりのコストにすれば約半額。
ちなみに、燃焼台込みの初期費用を考えたとき、ほぼ同じくらいだと考えて良いだろう。
エスビットは、990円(ポケットコンロ14g燃料12タブ付)+440円(14g燃料12タブ)=1430円(税込)
ニチネンは、1,004円(炭入れ)+399円(25g燃料20個)1403円(税込)
次に重さの比較を。
1個(タブ)あたりの重量を、燃焼台込みで実測してみると、ニチネン固形燃料は、70g+26gで、計96g。

Esbitは、87g+13gでジャスト100g。

1個あたりの重量はほぼ変わらないが、複数携帯する場合、当然燃料の重さがあるニチネンの方が、不利。
Esbitの燃焼台+燃料12タブで合計約255gという数字に比べ、ニチネンの場合は燃焼台+燃料12個で計約388gと、がぜん重くなる。
また、コンパクトに収納できるEsbitの方が、携帯性は遙かに上回る(ニチネンの場合、あくまで業務用なので、携帯性のことを考えて製造されているわけではないだろうけど)。
さて、実際の燃焼性能は? それが最も気になるところだけれども、長くなったので、次のエントリーにて。

森 薫

雑誌編集者、webコンテンツディレクターを経て独立。コロナ禍を機に半農半X生活へ移行、「X」は表向きライター業、実際は単なる車中泊トラベラー?!

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