この夏の成果:新穂高〜鏡平〜双六小屋

話は飛んで、9月上旬。
前日までは雨だったのだけど、天気予報では快晴のはずの日。
けど、全然小雨がやまず、新穂高からわさび平を経由し、奥丸山との分岐に至っても、一向にお日様は現れず。

鏡平も、晴れていれば、その名の通り、湖面に鏡のように映る槍ヶ岳が堪能できるはずなのだけど、ガスッたまま。

弓折乗越までの登りはそこそこキツそうなので、鏡平泊で明日の朝の絶景を待とうかとも思ったのだけど、時刻はまだ正午で体力も残っていたので、双六まで足を伸ばすことにする。
で、弓折乗越まで登り切ったら!
稜線を越えたら、なんと快晴。

双六岳、双六南峰もくっきり!
で、午後2時頃に双六小屋到着。

 

鷲羽岳を望む


双六小屋での夕方。
日が落ちるにつれて、一気に冷え込み、インナーダウンを羽織ったくらいでは、寒さに堪えきれなくなったけれども、双六小屋から見る鷲羽岳の夕景は本当にきれいだった。
ピンクに山が染まっていく。
小屋の人も、少なくとも今年はピンクに染まる鷲羽は初めてだと言っていた。
iPhoneのカメラだとこれくらいが限界だけれども、ローライを使いフィルムで撮った写真では色が出ていることを願う。
次の機会があれば、裏銀座だとか、雲ノ平を歩いてみたいという気持ちが強くなった。

翌日の朝、日の出を待ったけれども、東のほうは山に囲まれているので、ご来光を拝むには、それほど良い場所じゃないかね。
空気はすんでいたので、光はきれいだったけど。

それと、双六池ごしに望む、笠ヶ岳の朝焼けは捨てがたいかな。

 

森 薫

雑誌編集者、webコンテンツディレクターを経て独立。コロナ禍を機に半農半X生活へ移行、「X」は表向きライター業、実際は単なる車中泊トラベラー?!

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