この夏の成果:乗鞍

トレッキング


肩の小屋を越えたあたりから見た乗鞍。右手前から朝日岳、蚕玉岳、剣ヶ峰
さて、登山シーズンはもう終わりかなと思っていた10月中旬。
同僚から「乗鞍だったら、まだ行けるんじゃない?」ということで、その誘いに乗ってみた。
たしかに、畳平までバスで行くしかないので、日中の2時間くらいだったら、完全な冬装備を持ってなくても大丈夫だろう。
いや、むしろその程度で行けるいつでも登れる山として、後回しにしていたのだけど。
まずは畳平からもっとも近い魔王岳(2763m)に。
階段を10分ほど登るだけだけど、景色はいい。

穂高連峰、槍ヶ岳などがうっすらと見える。
雲海の上に浮かぶ北アルプスの姿は、よく写真で見かけるけど、雲がありながらこれだけ視界がいい日は意外と珍しいかもしれない。

いったん畳平に戻り、トレイルへ。
同僚が富士見岳(2817m)も登りたいということなので、その山頂を経由し、肩の小屋へ向かう。
稜線の西側は、風が強くて、かなり冷える。
ほんと寒い。帰りたい気分にはなったのは1〜2度ではなかったのだけど、朝日岳(2975m)、蚕玉岳(2979m)を経由して、何とか剣ヶ峰頂上(3026m)へ。
相変わらず西側は寒いが、東側は日光も当たって、比較的穏やかな状況。
木曽駒ヶ岳などがよく見える。

その先には、甲斐駒ヶ岳や北岳などの姿も。

残念ながら、富士山までは確認できなかったけれども、御岳の姿が最高!

気象条件とも相まって、かなり霊山な雰囲気。
今年、最後の登山だと思ってはいたけれども、何とかもう一回御岳も登れないものだろうか。

 

森 薫

雑誌編集者、webコンテンツディレクターを経て独立。コロナ禍を機に半農半X生活へ移行、「X」は表向きライター業、実際は単なる車中泊トラベラー?!

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP