先週1週間かけて、固形燃料の使い勝手を自分なりに把握したところで、次は、アルコールバーナーのほう。
これは、かんたんに決まった。
改めて、先日入手したの下記の2つ。
まずtrangiaのミニ トランギア。
そして、エスビット 985ml クックセット。
それぞれ、アルコールバーナーが付いていて、左がエスビットで、右がトランギアのもの。
やはり半世紀モデルチェンジをせずにつくり続けられたという歴史を持つ、トランギアのアルコールバーナーのほうが、気持ち、風格があるようにも思える。
が、複雑な機構で特許や実用新案が取られているものならいざ知らず、空き缶を使った自作もさかんなように、アルコールバーナーはきわめてシンプルな構造の道具だ。
そういう場合、たいてい後発のものの方が、使い勝手が良かったりするのも、また事実。
ぼくの場合、消化蓋に取っ手が付いていることが決め手となり、いったんエスビットのアルコールバーナーを使っていくことにした。
取っ手があることにより、比較的火力調整をしやすい。
もちろん、トランギアのアルコールバーナーでも、消化蓋を使って、火力調整をできないことはない。
とはいえ、熱を持っているので、途中で動かすのは、実質的に不可能。
フルで出力するか、フタの明き具合をだいたいこれくらいかと決めておいて、そのままかぶせるかの2段階調整になるだろう。
ちなみに、トランギア B25アルコールバーナーは、日本でも単体で発売されていたが、エスビットのアルコールバーナーは、ようやく今年から国内でもバーナーだけ入手できるようになったようだ。
そう販売代理店の飯塚カンパニーのカタログに載っているが、オフィシャルHPにも、店頭やネットショップでもあまり見かけないのだが。
ショップで注文すれば取り寄せてくれる可能性も高いが、手に入れるには、クックセットで買うか、海外通販を利用したほうが、確実だろうか。
初めまして。
足あとたどってお邪魔しました。
エスビットでもアルコールストーブを
始めたんですね。初めて知りました。
外観が似ていて、トランギアがエスビットに
OEM供給しているように見えますね。
消火蓋の取っ手は取り外せるのですか?
店頭で見つけたら、衝動買いしてしまいそうです。
またお邪魔させて下さい。
山出さま
コメントありがとうございます。
>外観が似ていて、トランギアがエスビットにOEM供給しているように見えますね。
たしかに躯体は、ほぼ同じですね。
同じ中国の工場でつくっていたりして…と思って、いま箱を見てみたら、トランギアは、あくまで「Made in Sweden」となっていました。
エスビットは「China」でしたが。
気になったので、違いを探してみたら、穴の数が違いました。
トランギアのほうは24穴で、エスビットのほうが26穴。さらにエスビットのものは、穴の大きさが一つおきに、大→小→大→小と変えてありました。
それで、どんな違いが出てくるのかは、わかりませんが。
>消火蓋の取っ手は取り外せるのですか?
取っ手は取り外せますし、ふだんは内側に折りたたんであります。
この取っ手が熱くなって、燃焼中には結局持てないというウワサもあったのですが、今のところ、そこまで熱くなったことはないので、けっこう使えます。
ぼくのほうもまたお邪魔すると思いますが、お暇なときには、またいらしてください。
ではでは。