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キャンプや車中泊に人気のトランクカーゴ。
アタッチメントでテーブルとしても使える天板が多数販売されていますが、既製品じゃつまらない!と自作してみました。
今回はリスのトランクカーゴ50L編です。
ルックスも◎ キャンプ道具の収納に便利な「トランクカーゴ」
車に積むキャンプ道具の収納には、定番のリス「トランクカーゴ」を使っています。
<リス トランクカーゴ 50L「TC-50」>
サイズに悩んだのですが、キャンプ時のテーブル利用を考えると、50Lが自分には合っているかな、と。
70LサイズだとサイズがW78×D39cmになって、テントやタープも収容しやすいのですが、テーブルと兼用する場合、大きすぎるんですよね。
50LのW60×D39cmのサイズの方が、テーブルとしては使いやすいサイズだということで。
というわけで、テント&タープ(写真)は、カーゴトランク50Lには入りません。
使用しているテント&タープは、焚き火の耐熱性を考えて、ポリコットン製にしているので少しかさ張りまるんです。
これらをカーゴの中に入れたい方は、70Lタイプをおすすめしますが、個人的にはルーフボックスの設置を予定しているので、おいおいそちらに入れる予定です。
「トランクカーゴ」に天板を足して、テーブルに
トランクカーゴをテーブルとして使う方法は、もはや定番ですが、その場合、天板が欲しくなります。
けど、そんなに複雑なものでなければ作れないか、やっぱ自作でDIYだと決心。
さらに、ふと思いついたのですが、リバーシブルにしたらもっと楽しめないか、と。
片面はビジネス対応、片面はアウトドア対応なイメージです。
天板DIY制作の手順
①型取り
蓋の上部のくぼみにできる限りピタッと収まるように作れるように、型紙を取ります。
ざっと長辺が59.2cm、短辺が29.5cm。
30×60cmの板を買ってこれば、すぐにできそうです。
②材料の選択・入手
ホームセンターの「コーナン」で入手したファルカタ材30×60cmをベースにします。
カーゴに載せてみると、横幅はほぼこのままで行けそうです。
③材料のカット
型紙から、サイズを材料に写します。
まずは直線を丸のこでカット。
角のラウンドした部分は、電動ジグソーでカットしていきます。
何度か調整してスポッと収まりました。
③仕上げ―表面
片面に関しては、ビジネス仕様と書きましたが、余っていたリメイクシート(レザー調ブラウン)を使用します。
塗装して木の風合いを活かすことも考えましたが、ペンキを塗って乾かす手間を省くことを選択。
桐や檜など高級な木材を使用するなら、塗装で仕上げたと思います。
折り癖をドライヤーの熱で伸ばしながら貼っていきます。
いったん片面は完成です。
リメイクシートの端は、もう一方をやってからまとめて処理します。
また車内テーブルに流用したいという腹もありますので、成功したら、あらためて紹介します。
④仕上げ―裏面
さて、裏はキャンプ用。
といっても、アウトドアでも通常使用は表面でも大丈夫なのですが、もう一つはキャンプ用というか食事の際に使えるダイニング仕様にしようという考えです。
つまり、その場合、重視したいのが耐熱性です。
この上で焚き火をしたりすることはないでしょうが、スープの鍋を置いたり、多少の熱には耐えられたほうが便利です。
いくつか考えてみました。
アイデア❶:BBQ網をテーブルトップに取り付ける
さて、どうしようかとホームセンターをうろうろしていた時に思いついたのが、BBQ網です。
これを天板に
デザイン的には格好いいような気もしましたが、逆さにして使う場合、カーゴを傷つけてしまうな、ということで保留。
アイデア❷:シリコンマットをテーブルトップに取り付ける
もう一つ、シリコンマットです。
個体によって違いますが、耐熱性が230℃くらいまである商品も出ています。
何軒か回ったホームセンターや100円ショップで見つからなかったので、いつかやってみようと思います。
アイデア❸:コルクボードをテーブルトップに取り付ける
もっと身近なでDIYにも適していて、耐熱性もある素材となると、そうだコルクだ、と思い出したわけです。
自宅の鍋敷きにもコルク製を使っているので、火からおろした鍋などは置けるはずです。
コルクの鍋敷きを置いてみました。
真ん中に一個だと、裏返して使うときに安定しないのでボツ。
2個ならまだましですが、これも安定感に難ありです。
やはりコルクシートを使って、全面に貼るのが良さそうです。
一枚シートだと「コーナン」で探しても、同じくらいの値段でしたが、DAISOにほぼA4サイズであれば、1枚100円のものがありました。
30×22㎝なので、2枚ではちょっと足りません。
⑤貼り付け→カット
中央に1枚置き、サイドに小さく2枚を置くデザインでにしたので、木工用ボンドで貼り付けていきます。
ボンドが乾いたら、はみ出した部分をカットして完成です。
⑥完成
表面の使い方は、こんなイメージ。
一方、裏面の使い方は、こんなイメージです。
用意した材料(費用)
- ファルカタ材 30×60cm ¥712
- リメイクシート レザー調ブラウン 30~90cm×1枚(DAISOで購入) ¥110
- コルクシート 22×30cm×3枚(DAISOで購入) ¥330
締めて1,152円でのDIY、じゅうぶん満足です。
ただ荷物を収納するだけのトランクカーゴからテーブルとしても使えるようになるのは、本当に便利。
お金より時間と精度のこだわる方なら、既製品を買うのも手だと思います。
追加カスタム:天板に焚き火シートを
なんと100均から発売?!と、キャンパーの間では少し話題になっていた焚き火シートがあります。
Seria系ですね。
さすがに焚き火シートとしての機能は限定されるという評価が多かったのですが、あれ、テーブルには使えないかと思いつき、さっそく入手。
おおよそ30×30cmなので、焚き火シートとしては小さすぎますが、2枚で天板にはピッタリ。
貼り合わせてみるとこんな感じです。
コルク×焚き火シートで、倍の温度に耐えられるなんてことはないでしょうが、多少は耐熱性が高まるでしょう。
追加カスタム:用意した材料(費用)
- 焚き火シート 30×30cm×2枚(Seriaで購入) ¥220
- ボンド 手持ち
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