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レガシィ ツーリングワゴンBP5の車中泊仕様へのカスタムシリーズ。
今回はルーフキャリア&ルーフボックス編です。
ツーリングワゴンの場合、それなりに積載性も高いので2~3泊のキャンプくらいなら十分ですが、車中泊の長旅には、ちょっと物足りないか。
バンほどの荷室の高さがないので、その分を補えないかと感じてしまうんです。
となると最初の選択肢に入ってくるのは、ルーフボックスです。
ルーフキャリアの入手・取り付け
ルーフボックスを付けるには、まずキャリアが必要です。
あの屋根の上に乗っかった棒ですね。
これさえあれば、ルーフボックスも載せられますし、ラックも載せられます。
もう少し車高のあるバンなどなら、キャリアに板状のソーラーパネルを取り付けることも可能でしょう。
ただ、レガシィ ツーリングワゴンBPに適合するキャリアがあるのか、実際に探し始める前は心配でした。
なにせ、最終モデルが平成21年。もう13年落ちです。
そんな古い車のアクセサリーが手に入るのか?と不安は杞憂。
さすが人気車と言うべきか、サードパーティ製が今でも新品で発売されていました。
レガシィツーリングワゴンBPに対応するフットベース
まずは車体に取り付けるフットベースを探します。
バーとセットになっていることも多いですが、単体で販売されていることもあります。
このフットベースが重要。
自分の車体に適合するものをしっかり選んでおかないと、付きませんので。
レガシーツーリングワゴン(BP#)に対応するのは、Terzo/テルッツォ (by PIAA)だと、「EF36」。アマゾンで8,864円。
カーメイト innoだと、3種ほど取り付け可能なフットが出ています。
ただ、バーなどとの相性があるようなので、オフィシャルHPの適合表でご確認ください。
まずは、「XS300」。アマゾンで15,677円~。
フラットなバーの「XS350」。アマゾンで16,440円~。
ベーシックな「INXP」。アマゾンで9,971円~。
スバル純正のキャリアをヤフオクで入手
上記のサードパーティ製の中古の出物を狙っていたのですが、なんと一番手頃だったのは、純正品。
7000円ほどでバー付きで入手できました。
レガシィ ツーリングワゴンBPへのキャリアの取り付け
やってみれば、それほど難しい作業ではありませんでしたが、事前にどう取り付けるのかはわからなかったので、紹介しておきます。
レガシィ ツーリングワゴンBPタイプは、
このフタを外します。
少しへこんだ部分が2か所あるので、そこにマイナスドライバーなどで少しずつ持ち上げていけば外れます。
キャリア取付のフットから鍵を開けるとカバーが外れます。
カバーを外すと、ネジが取り付けられるようになります。
取り付け部にネジ穴がありますので、フット側の穴と合わせます。
バーの下のボルトでバーの角度の調整。
横のボルト&ナットはバーの固定をしているので、バーの長さの調整が必要な場合は、ここを緩めます。
バーの長さと角度を調整したら、ネジで固定します。
外しておいたカバーを取り付けれた完成です。
ほうら意外と簡単。
ちょっと足が高めですね。
サードパーティの方が低めで、スタイリッシュにも思えますが、走行時に風が抜けるスペースが確保されているということにしておきましょう。
ルーフボックスを探す
ルーフボックスも中古で探します。
場合によっては、表面は塗り替えてもいいと考えていたので、汚くても、機能がしっかりしているもので2万円以下という条件で探していたのですが、これがなかなかないんです。
最近ルーフボックスも人気が上がってきたっていうことでしょう。
希望の条件のものは、オークションでもすぐに2万越え。
500km以上離れた地域で引き取り限定の出品物は条件に収まったりもしますが、さすがに取りに行けないですし。
結局また、スバル純正のルーフボックスをヤフオクで入手
で、見つけた!のが、ヤフオクに出ていたスバル純正のルーフボックス。
画像を見る限り、悪くなさそう。
ほかの掘り出し物もあったので、2日くらいウォッチしていたのですが、落札者なしで再出品になっていました。
考えてみれば、皆が皆、スバルに乗っているわけではないので、敬遠されたのかもしれません。
また、兵庫北部で引き取り限定ということだったので、分母が少なかったのかもしれません。
ほかのブツの入札競争にかまけて、ちゃんと説明文を読んでいなかったのですが、なんと「当商品は店頭での同時販売もしている為、多少の時間差により商品が売り切れている可能性がございます」との注意書きもあります。
んん? 店頭での販売している?
ならば、もう行っちゃえ!と、片道150km車を走らせたのです。
ガソリン代を考えると、送料と同じくらいか。
実際に店舗で見てみると、全長:約 178cm、横幅:約 80cm、高 さ:約 35cmということなので、容量は300~350ℓくらいでしょうか。十分ですね。
ホコリはかぶっていましたが、トップにシール跡があるくらいで状態も悪くありません。即決です。
現行のスバル純正のボックスでは、XV用のスペックが近いかもしれません。
●スキー板6セットorスノーボード4枚
(長さは1680mmまで)。
●全長1800×全幅810×全高315mm(内長1680×内幅650×内高280mm)。
●容量400ℓ。
●最大積載重量:システムキャリアベースエアロ:50kg/スクエア:47kg。
●本体重量 18kg。
だいたいこれくらい入るということかと思います。
サードパーティだと、これの一回り大きなものという扱いでしょう。
カーメイト ルーフボックス inno ルーフボックス33 300L
ルーフボックスの取り付け方
荷室にもなんとか入れられるサイズでしたが、パーツも揃っていたので、取り付けて帰るのが一番です。
リサイクルショップの裏手で、さっそくルーフボックスを乗っけてみました。
悪くない。いや、良い。
位置決め
他の方がルーフボックスについて書いている記事を見ると、バックドアを開けたときに干渉するという指摘が多かったので、まずは後ろ側から合わせていきます。
入手したボックスの横幅は、約80cmと結構あるので、だいたい中央に合わせます。
50cmくらいの幅の細いモデルだと、助手席側(歩道側)の左に寄せて取り付けるのが一般的ですが、重量バランス悪くないかな?と気になっていたのです。
なので、70cmオーバーの中央に付けやすいタイプを探していたのです。
後々、ソーラーパネルもこのルーフボックスの上に取り付ける予定ですし。
固定
いくつかのパターンがありますが、最近の主流は、フックをバーにクルッと回すタイプ。
ねじ切りしている側を引き上げ、キャップを回し、しっかり止めます。
下から見ると、こういった形で固定されます。
取り付けた姿。
ルーフボックスのおすすめ
300~400リットルのモデル
積載量を考えた時、一つの目安となるのが300ℓ。
SUVに付けるとジャストなサイズ感です。
300~400ℓのサイズだと、スキーなら4~6セット、スノーボードなら3~5セット、キャンプなら家族4人分のギアが積載可能とされるので、最もベーシックなサイズでしょう。
荷物が多めの方は、このサイズを狙うべきでしょうが、その分、車全体の空気抵抗が高くなることには注意が必要。
ある程度燃費が落ちることは、覚悟が必要でしょう。
カーメイト inno「シャドウ124」
実勢価格:49,800円程度~
シャープなフォルムで、装着スタイルを重視したデザインのルーフボックス。
若干かもしれませんが、空力の良さもあるかもしれません。
Amazon限定だと、艶を消したマットブラック色も出ています。
<inno「シャドウ124」スペック>
- カラー:マットブラック
- 容量:360リットル
- サイズ(外寸):200×81×34cm
- サイズ(内寸):183×65×28cm
- 両開きモデル
- スクエアタイプのベーシックキャリアに取り付け可
Terzo (by PIAA)「ORCA 380」
実勢価格:53,000円程度~
SUV/コンパクトカーにジャストフィットするコンパクトな「380L」高さ40cmなのでキャンプ道具などかさばる荷物もたっぷり積める大きさながら、車のフォルムに自然と溶け込むデザイン。
表面はマット加工の落ち着いた仕上がりです。
<Terzo「ORCA 380」スペック>
- カラー:マットブラック
- 容量:380リットル
- サイズ(外寸):175×77×41cm
- サイズ(内寸):170×72×40cm
- エアロバー/スクエアバーの両方に取付可
200~300リットルのモデル
Terzo (by PIAA)「ローライダー フレックス エアロコンパクト」
実勢価格:95,800円程度~
スリムなシェープで人気のモデル。
高さも27.5cmと薄めなので、バンなどハイルーフの車体で車高をできるだけ高くしたくない時には、真っ先にリストアップされるモデルです。
高さが5cm調節できるので250~300Lと容積可変タイプ。
スノーボードなら2~7枚、スキーなら4~7セット入るサイズです。
<Terzo「ローライダー フレックス エアロコンパクト」スペック>
- カラー:ブラック
- 容量:250~300リットル
- サイズ(外寸):195 x 75 x 27.5cm
- エアロバー/スクエアバーの両方に取付可
デザイン性重視なモデル
Terzo (by PIAA)「シンメトリック エアロ」
実勢価格:56,000円程度~
佐藤ナオキがデザインした「シンメトリック エアロ」も個性的でいいんですけどね。
スリムに見えるデザインの割に、容量は320リットルと結構入ります。
<Terzo「シンメトリック エアロ」スペック>
- カラー:マットブラック
- 容量:320リットル
- サイズ(外寸):200×85×27cm
- サイズ(内寸):190×78×25cm
- エアロバー/スクエアバーの両方に取付可
カーメイト inno「ルーフボックス314」
実勢価格:53,000円程度~
軽ハイトワゴンなど、かくばったクルマに似合うデザイン、ワイルドなスクエアコンパクトモデルのルーフボックスです。
<カーメイト inno「ルーフボックス314」スペック>
- カラー:黒
- 容量:380リットル
- サイズ(外寸):140×70×34cm
- サイズ(内寸):170×72×40cm
- エアロバー/スクエアバーの両方に取付可
アクセサリーのおすすめ
レガシィは車高が低めなので、手前の荷物は、ドアのステップに乗れば届きますが、奥の荷物を取るには、少し足りない。
そんなときに便利なのが、折り畳み式のドアステップ。
安全ハンマーにもなるタイプが多く出ています。
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