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今週はクスクスを徹底的に攻略しようと思っているので、最初はクスクスの基本的な作り方から。
今回に限り、味の評価は参考までに。
おかず・ソースを付けないときの評価なので。
たとえば、パスタでも、スパゲティそのもののおいしさもあるけど、ふつうは「ボロネーゼ」だとか「カルボナーラ」だとか、ソースとともに評価するわけだし。
個人的には、白米のみだと★2つくらいなので、単体で食べるにはそれよりもちょっと厳しいかな?ってイメージ。
クスクス(プレーン)
美味さ:★☆☆☆☆
手軽度:★★★★☆(調理時間約10分〜)
コスト:★★★☆☆(1人前=約100円〜。これだけじゃ食べられないので、★1つ減点)
携帯性:★★★★☆(1人前=約100g)
保存性:★★★★★(湿気にさえ注意するれば、常温で数週間保存可)
*アウトドアでの調理を前提として上で、独断で評価しています
用意するモノ(1人前)
クスクス 100g
もっとも入手しやすいのは、たぶんギャバン「クスクス(500g)」なので、今回はこれを使って。
ブラックペッパー 小さじ1〜1.5杯
塩 適量
ブラックペッパー 適量
レモン汁・パセリ あればお好みで
A:基本の作り方
1) 1人分100gを、ボール、クッカーなどに用意する。
2) 沸騰したお湯100mlを、1)に入れる。
3) お湯をクスクスの粉全体に馴染ませるようにかきまぜたら、約5分置いておく。
4) 3)とともにバターを1かけ(無ければ、オリーブオイル小さじ1〜1.5杯でも可)フライパンに入れ、弱火で4〜5分炒める。
5) バター(オイル)が粉全体に馴染んだら、塩・胡椒で味を調え、完成。
B:手抜き(緊急時?)の作り方
1) 2) は<A:基本の作り方>と同じ。
3) お湯をクスクスの粉全体に馴染ませるようにかきまぜたら、約10〜15分置いておく。
4) 小さじ1杯のオリーブオイルを3)にまぶし、かき混ぜる。
5) 塩胡椒で味を調えれば、完成。
こちらの作り方だと、<A:基本の作り方>よりも少し香ばしさが落ちるが、プレーンのクスクスだけで食べるものではなく、ソースとともに食べることを考えれば、劇的に味が変わるというわけでもない。
ただ、クスクスじたいは冷えてしまうので、基本的に付け合わせは熱々のスープ・ソースなどの方がいいだろう。
あるいは、冷たい付け合わせと一緒にサラダっぽく食べる手もある。
冷えたものを食べる場合、パセリ、レモン汁などを入れると、よりあっさりとした風味になって美味しい。
クスクスについて
以前、オイルサーディンや乾燥リゾットの素の日本での値段が高すぎるということを書いたことがありました。
一時期から比べれば、徐々に入手しやすくなってきているけど、もう少しっていう印象が残ります。
もちろん日本での需要が少ないものは、仕方ないとわかってはいるのですが。
もう一つ、日本でも普及して安くならないかと、期待しているのが、北アフリカの主食であるクスクス。
原材料はパスタと同じデュラムセモリナ小麦粉からつくられるので、粉パスタとでも言えばいいものでしょう。
なぜ、そんなことを主張するかと言えば、これは結構アウトドアにも使える便利なメニューだからです。
既に結構使っている方もいるようですが、まだ一部のマニアのもの(ぼくも含めて)っていう印象。
まず味は、クセがあるので苦手だという人もいるけど、気にならなければ、多くのおかずに合います。
パスタソースなどにあえてもいいのだけど、シチューやカレー、スープと絡めながら食べてもよし。
せっかくのエスニック感をいかすために、スパイシーな焼肉やスープと合わせても絶妙。
それ以上に、まるでアルファ米のように手軽。
作り方はいくつかありますが、もっとも手抜きな方法は、クスクスの粉にお湯を入れて15〜20分待つだけ。
日本でクスクスの相場は、500g入りで約450円〜くらい(本当は300円くらいになってほしい)だけれども、1人前100gとすれば、単価は約90円。
とはいえ、アルファ米に比べれば、全然安いんです。
もっとも日本で入手しやすいのは、たぶんギャバンの「クスクス 500g」。
輸入食材店などでもよく見かけます。
ほかにも、いろいろなメーカーのものが入手しやすくなりました。
中粒の方が、歯ごたえがあって、個人的にはクスクスらしいと思うのですが、「ちょっと苦手かなぁ」と迷っている人が食べると、より嫌いになってしまうかもしれないので、食べ慣れた方におすすめです。
というわけで、長期トレッキングの際には、いつもバッグの中に入れている食材だったりもするクスクス。
たとえば、一人暮らしの方とかで、ごはんを炊くのもパスタをゆでるのも面倒なとき、クスクスとレトルトのカレーやパスタソース、スープなどがすぐ食べられるので、家でも便利。
こんな食材を、レア食材として眠らせておくのはもったいないので、みなさんも是非!
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