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車中泊をする際にいつも、ついて回るのが収納の問題。
車内の荷室スペースを、できるだけ居住スペースに回すなら、有効に使いたいのが、屋根上のルーフボックスとなるでしょう。
ここでは、車中泊に便利な、ソーラーパネルとの併用をポイントにピックアップしてみました。
ソーラーパネルと併用しやすい、おすすめルーフボックス
もともと私は、ソーラーパネルをつけることを優先していたので、ルーフボックスの使用は眼中になかったのです。
けれど、たまたま見かけたトランクカーゴで有名なゴードンミラーが発売したルーフボックスを見て、これいい!と思い直したわけです。
ルーフボックスといえば、スーリー(Thule)やテレッツォ(Terezzo)というイメージが強かったのですが、これら人気ブランドの特徴は、流線型のデザイン。
一方で、ゴードンミラーが発売したルーフボックスは角型。
シンプルかつちょっと無骨な、コンテナのようなスタイルに「おお!」となったわけですが、スクエア型であれば、上部にソーラーパネルも付けられるんじゃないか?とハタと気づきます。
昨今では、かなり薄めで多少は曲がるフレキシブル・タイプのソーラーパネルの性能が上がり、価格が落ちてきたので、これはアリだなと。
途中を飛ばして結論としては、この用途では、角型ボックスを積極的にリリースしているINNO(イノー)やとソフトケースに注目です。
ルーフトップケースには、どのくらいのサイズが必要?
ルーフボックスのサイズも様々ありますが、最大では600L以上の大容量タイプもあります。
たとえば家族でキャンプに行くなら、乗員も多く、そのぶん荷物も増えます。
そんなときは大容量のものが必要になってきます。
ただ、平均的には、300~400L程度でOKじゃないかと思います。
世界一周のバックパッカーでもザックの容量は100Lくらいでしょうから、うまくやりくりすれば、300~400Lなんて夢のような収納性です。
ソーラーパネルのサイズの基準
一方で、今回の場合は、ソーラーパネルのサイズも考慮に入れないとなりません。
当然ですが、できるだけルーフボックス上面の面積を生かし切ったほうが、発電効率は良くなります。
フレキシブルタイプでも、安定した性能を誇ると評判のRENOGY(レノジィ)のサイズを参考につけておきます。ちと高いのですけどね。
ざっくりと、50Wモデルで683×508mm。
100Wモデルで、約120×60cm。
175Wモデルで、約150×70cm。
ハードケース タイプ
上述したゴードンミラーのボックスが出たのが、たしか2018年のこと。
それに続き、INNOでもシンプルかつ無骨なスクエア型ルーフボックス「BRM320」がリリースされました。
たしかに、近年アウトドアを楽しむ人の間では、スクエアシェイプデザイン車が急増していたころなので、そことの整合性を考えると、機を見るに敏といったところでしょうか。
カーメイト ルーフボックス inno「BRM320」最大積載量50kg 容量250L マットブラック
外形サイズは、全長1810mm×全幅815mmというスペックですので、おそらく175Wのパネルも取付可でしょう。
カーメイト inno イノー ルーフボックス314 【スクエア コンパクト モデル 】 容量240L マットブラック
上記の「BRM320」よりひとまわり小さいコンパクトサイズとして追加設定されたモデル。
ジムニーやハイトワゴンのような軽がアウトドアシーンの主流でもあるので、取り回しのいいサイズは便利です。
「BRM320」に比べて上下のサイズをとっているので、外形は140 x 70cmとコンパクト。
100Wのパネルであれば、この上面に設置可能なサイズです。
参考:カーメイト ルーフボックス inno「シャドウ124」容量360L マットブラック BRU124MBKE
もう少し収納量が欲しい場合は、360Lの容量があるこのモデルでしょうか。
このデザインなら、多少カーブに沿わせればいいだけなので、フレキシブルタイプならソーラーパネルも設置できそうです。
縦も外寸で200cmあるので、200W弱のフレキシブルソーラーパネルを上面に設置可というサイズになります。
ソフトケース
TIKEN ルーフボックス防水軽自動車ルーフキャリア
ソフトバッグタイプでありながら、上面は1.2×0.95mの比較的フラットなタイプなので、ソーラーパネルとの相性はいいと思います。
[CURT/カート] 防水バッグ ルーフトップキャリアカーゴバック ルーフカーゴラック用バッグ
キャリアに対応したカーゴバックもサイズさえチェックしたら、使い道は多そうです。
上面は150 × 86.4cmありますので、175Wのソーラーパネルも行けそうです。
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