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今回は頼まれもので、使用したのは、ARAYAの「Muddy Fox」。
マウンテンバイクなこのフレームを、いかに街乗り仕様に近づけるか。
偶然ではありますがファットバイクっぽくカスタムしてみました。
今回のお題:ARAYAのマウンテンバイク「Muddy Fox」をファットバイクっぽい街乗り仕様にカスタム
もともとは、日本産MTBの先駆けと言われているARAYAのマディフォックス、2000年くらいのフレームでしょう。
下がオークションに出ていた画像。
フレームのみの入手だったので、手持ちのパーツで仮組してみます。
タイヤは、別のジャンクのMTBから。
偶然それが白で、1.95インチ幅(≒49.5c)だけだったのですが、若干ファットバイクっぽいニュアンスが出て良い感じです。
今回のテーマの一つに、藤の前かごを付けること。
頼んでくれた方が、このカゴだけ持っていたようで。
だったら付けよう!と息巻いてみたのはいいものの、ママチャリじゃないと、前かご付けるの意外と大変なんですよね。
1インチのヘッドなので既成のアタッチメントで何とかなりました。
ただ、ステー(ハブ軸から支える棒)は、見つからなそうだったので、自作です。
アルミ棒なのでステンレスよりは、耐荷重が少し落ちるかもしれません。
リペイント
赤もかわいかったのですが、ペンキ剥がれも多かったので、オーナーと相談して、塗り替えることにしました。
希望は、ミントグリーン!
画像検索しまくって、サンプルの色を画面で見る限りでは、フィアットの「LATTE MENTA」というカラーがいいということになりました。
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リペア用のカースプレーでも、ホルツから発売されていました。
ただ、特色で値段は高めなので、1本で済まそうと、安めの「うすみどり」を下地に塗ることにします。
下地として塗ってみたのですが、この「うすみどり」、ん、これ、悪くない。いや、いい。
ビアンキのチェレスタカラーを目指すなら、これでもよかったのかもしれません。
が、あくまでFIATの「LATTE MENTA」です。
フロントフォークだけ「LATTE MENTA」で塗り、フレームは「うすみどり」にしたら、これくらいの差。
オーナーもフレームの色のほうがいいかもと言い始めたりもしたのですが、いやいや、もう買っちゃったのでと、初志貫徹。
完成
組んだ自分がいうのも何ですが、かわいいですね。
FIAT色にこだわってよかったんだと思います。
なかなか見ない色のニュアンスです。
誰かに頼まれなければ、こんなファンシーな色の自転車を組むことはなかったと思うと、感慨も湧きます。
サドルに、Brooksなんかが付いていたら、もう完璧!だったのですが、予算が許してくれませんでした。
とはいえ、アップライトなポジションなので、今ついているVELOのサドルも、ほどよいクッション性で乗りやすさとしてはベストかもしれません。
足回りは、ほとんどストックしていたパーツで。
クランクはSHIMANO STX。
フロントシングルにしているので、インナーのチェーンリングは外したかったのですが、ちょっと複雑な構造で、これがないとアウターが付かないんです。
リアディレイラーは、信頼のSHIMANO ACERA。
一つ下のグレードのATLUSでも十分かもしれませんが、ACERAくらいから気持ちよくシフトできるような気がしています。
ペダルは、ストックしていたビンテージのノンブランド。
ちょっと重めなのですが、デザイン的には全体の雰囲気にピッタリハマったかな。
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