引っ越しを機にベランダ(ルーフバルコニー)にぶどう棚を設置してみた

植物の育て方

 

3畳+3畳+2畳のルーフバルコニーを最大限活用したい

引っ越した家が、引っ越し業者のかたに「ふしぎな家ですね」と苦笑いされるような少し変わったつくりだったんですが、それはともかく、ルーフバルコニーとも言えそうなベランダ付きだったんです。

ルーフバルコニーにぶどう棚を!

南側と東側に3畳くらいのバルコニーが2つあります。それらをつなぐ部分も2畳分ほどあります。

この中途半端さもたまらないのですが、内見に来た時に、これを見て、「ピザ窯つくったら、怒られますかね?」と不動産会社の方に言ったら、あっさりと「無理です」と断られました。

それはともかく、このスペースをどう使おうか?と、いろいろ想像を膨らましてみます。

まず思いつくのは、ウッドデッキを入れて、テラスっぽくする。

定番ですね。

ルーフバルコニーにぶどう棚を!

でも、部屋からすぐ出られるほうのバルコニーには、物干し竿掛けの鉄が。

4階で上に建造物はなし、風通しがいいとも言えますが、吹きっさらしとも言えます。

台風来たら、物干し竿さえ吹っ飛んでいきそうな場所なので、ここに洗濯物を干すのはリスキー。

ただ、全体をウッドデッキ仕様にするなら、この鉄棒が見た目には野暮ったいなぁと悩んでいたんです。

そこで、まず思いついたのが、雨除け・日除け・目隠しのシェードやタープをかける骨組みとして使うこと。

2×3mで500円くらいのブルーシートが近くのホームセンターで売っていたので、試しにつけてみました。

が、しかしです。

ちょうど風が強めな日だったこともあり、パタパタ、バタバタと風に煽られて、なんとも不安な音が鳴り続けます。

こりゃ、相当しっかりと固定できるようにしておかないと、ヤバそうです。

ううむ、何か手はないか?とさらに悩んだ末に、思いつきました。

そうだ、ぶどう棚を造ろう!

2年がかりになろうと、3年がかりになろうとやってみよう。

 

果物棚/ぶどう棚をバルコニーにつけるには?

ネットショップを探してみると、木や鉄製の果物棚が思ったより多く出品されていました。

8,000円くらいからあるので、そんなに高級品ではなかったですね。

 

 

 

ただ、これらの既製品のほとんどは、地植え対応のもので、地面に埋め込むことで固定するのがデフォルト。

コンクリの上に立てるには、少しテクニックが必要になりそうです。

ううむ、DIYで何とかするかとも考えましたが、並行して、ぶどうやブラックベリーなどツルものの植物の育て方を調べていたら、少なくない方が園芸ネットを立てかけて育てていました。

そっか、園芸ネットだ!

棚栽培の天井側でも、重さに耐えるというより、枝が伝うガイドとなれば良さそうなので、園芸ネットで行けそうな気もします。

 

 

さっそく注文して、付けてみました。

ルーフバルコニーにぶどう棚を!

おお、良い感じです。

ちなみに、横の軸に使ったのは、2m長の園芸支柱。

DAISOで売っていたので110円(税込)。

楽天市場などではもっと安いものも出ていますが、送料を考えると、近くの100均やホームセンターで買った方がよさそうです。

 

 

網なので、風にあおられることもありません。

四隅を始め、ポイントをきちんと固定すれば、それなりの荷重にも耐えられそうです。

外枠は固まったので、次は、苗木とプランターです!

ああ、楽しい。

 

 

成長観察記

1年生の苗を植えて、半年が経った9月下旬の姿。

ベランダぶどう棚(1年目秋)

土や日照を含めて、育て方もあるかもしれませんが、種によって、棚になりかけているもの(山ぶどう、ブラッククイーン、ヤマソービニヨン、甲斐ノワール)と、まだ半分~2/3の高さまでしか育っていないもの(マスカットベリーA、甲州)に分かれています。

純粋な日本種のマスカットベリーA、甲州のほうが発育が遅い傾向があるのでしょうか。

 

 

 

 

森 薫

雑誌編集者、webコンテンツディレクターを経て独立。コロナ禍を機に半農半X生活へ移行、「X」は表向きライター業、実際は単なる車中泊トラベラー?!

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