部門別におすすめをピックアップ。旅カメラに最強なコンデジはどれ?

カメラ

 

旅にどんなカメラを持っていくか?

あまり多くの荷物を持っていくのは旅の際には面倒なので、結構悩みますよね。

そんなあなたのために、各メーカーのモデルを目的別にまとめてみました。

胸を張ってオススメできるコンデジをピックアップ。

 

望遠側もよく写る、風景部門:Panasonic LUMIX TX2 

新品実売価格:92,500円~

風景=広角で撮るというイメージを持っている方も多いかもしれませんが、実は中望遠~望遠でどうアクセントを付けるかが風景写真のクオリティを決めることはプロの間では常識です。

コンデジの中では中望遠の描写がピカイチなモデルが、このPanasonicの「LUMIX TX2」。

 

35mm判換算: 24-360mmのズーム、光学15倍ライカDCレンズ&1.0型センサーで高倍率かつ高精細な画質を実現という触れ込みですが、その言葉通りです。

風景用にピックアップしましたが、人物やスナップ、料理やブツ撮り用のコンデジとしては欠点がありません。4K動画にも対応しているので、まさに万能コンデジと言えるでしょう。

強いてマイナスポイントを挙げるとしては、111.2 x 66.4 x 45.2mm、重さ約340gと、コンデジにしては少しサイズが大きめなところだけ。ポケットに入れて持ち歩くには、ちと辛いです。

*性能が気持ち劣りますが、前モデルの「TX-1」もバランスの良いカメラです。価格が落ち着いてきたので狙い目の一つ。

 

 

美味しそうに撮れる、料理部門:SONY DSC RX100M5 

新品実売価格:99,800円~

旅先では、ちょっとした料理でもフォトジェニック。

SNSなどへの投稿はほとんど食べ物だったという食いしん坊も多いと思います。

そんな方にオススメするのが、SONYの「RX100シリーズ」。

 

暖色系の発色の良さは、SONY×ZEISSの真骨頂。

料理が美味しそうな色味に撮れるほか、人の肌色を美しく出すのにも向いています。1インチの裏面照射型CMOSを搭載していますので、寄ればかなりきれいにボケ効果が得られます。

 

コスパ重視なら、初代機RX100 

4Kや動画性能にこだわらないなら、コスパの良さでオススメなのは、いまだに現行製品の初代モデル。基

本的な写りは、この初代モデルで完成されていたことは、M5まで発売されている現在でも廃盤になっていないことからもわかります。

 

クリックしてECサイトを見ていただければわかりますが、新品で実売が36,000円台から!

4万円以下のカメラの写りとしては、全メーカー通して最強コンデジであることは間違いありません。

前面のサイズは最新のM5と同じですが奥行きが35.9mmと、M5の41.0 mmと比べるとかなりスリムなところも魅力です。

 

料理写真撮影用のコンデジに関しては、こちらに詳しく紹介しています▽

 

 

山にも海にも、防水コンデジ部門:OLYMPUS Tough TG-5 

新品実売価格:48,350円~

旅先で海に潜り、山にも登るというアクティブ派には、ハードデューティーなアウトドア用防水コンデジがオススメです。

 

他メーカーからも使い勝手のいいモデルは出ていて、描写性能などはほぼ横並びな印象。GPS、電子コンパス、内蔵Wi-Fiなどのかゆいところに手が届く機能で、この「OLYMPUS Tough TG-5」が頭一つ抜き出ていますね。

ほかの選択肢はこんな感じ。

 

使い勝手は、富士フィルムらしい素直な印象です。

35mm判換算28mmの広角にAPC素子が付いた安定の解像度、クセのない描写、見やすいファインダーなど、非常に好感が持てるスペック。

そして何よりルックス。

クラシックカジュアルなファッションの若者が、さり気なく持っていたりすると、「お! オシャレ」と思わず、振り返ってしいます。

 

 

持ってるだけでセレブ感満載、ラグジュアリー部門:Leica Q(Typ 116) 

新品実売価格:574,500円~

何がすごいって、そのお値段。57万……中判デジタルが買えます。でも、やっぱりライカじゃなくちゃイヤだという方には、替えのないカメラです。

 

店頭でしか試したことはないですが、全てにおいて群は抜いています。

ただ、値段相応かと言われると、言葉に詰まるのが正直なところ。

それに、旅の途上では、セキュリティが……と気にしていまう時点で持つ資格はないんでしょう。

でも、誰かがプレゼントしてくれるのなら、喜んで使います!

 

 

森 薫

雑誌編集者、webコンテンツディレクターを経て独立。コロナ禍を機に半農半X生活へ移行、「X」は表向きライター業、実際は単なる車中泊トラベラー?!

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