【レシピまとめ】映画『リトル・フォレスト 秋』の料理をすべて作ってみたい

レシピ

 

出てくる料理が、ことごとく美味しそうな『リトル・フォレスト』。

田舎暮らしで食べられる料理の知恵が詰まったレシピ集としても使えるこの作品なので、自分でつくってみたい!と思い全レシピのリストをまとめてみました。

【レシピまとめ】映画『リトル・フォレスト 秋』の料理をすべて作ってみたい

このページは、映画版の「秋」のパートの順番に。

映画版とコミック版をあわせれば、実際のレシピの概略は載っているので、試しながら、レシピを自分の好みの味に合わせていこうか、と考えています。

つくり始めたら、アレンジの仕方やコツなど、随時更新していきます。


映画版

コミック版

秋 1st dish:「アケビの皮のサブジ風」

※コミック版では25th dish

アケビは、なかなか流通に乗らないので、スーパーなどで見かけるのが少ないのが難点。地方の直売所では、たまに見かけるのですが。

実はそのまま食べるのが美味しいので、残った皮を使ったレシピが紹介されています。

「サブジ」とは、インド料理で、野菜の蒸し煮、炒め煮のこと。

アケビ

 

「アケビの皮のサブジ風」レシピ

① あけびの皮を一口大に切る
⓶ ケチャップ、カレー粉、ネギ、しょうゆと炒め合わせる

 

定番料理として、「アケビの皮のひき肉詰め」にも触れられています。

「アケビの皮のひき肉詰め」レシピ

① 味噌で味付けしたひき肉を詰める、丸ごとのあけびの皮のなかに詰める
⓶ ①を丸ごと揚げる

 

 

秋 2nd dish:「くるみごはん 」

※コミック版では13th dish

くるみも、秋に山に行けば「落ちている」ものですが、都市ではなかなかの高級品。

下ごしらえが大変なので、仕方ないですけどね。

くるみ

 

くるみの下ごしらえ

① 拾ったクルミを庭の隅に埋める
⓶ 表皮が黒く腐ったら、よく洗い流してきれいにする
→網に入れて干しておけば、何年も貯蔵がきく
③ タオルにくるんで金づちで割り、殻のカケラは丁寧に取り除く
④ すり鉢で、よくつぶしてペースト状にする

「くるみごはん」レシピ

① 洗ったコメに、くるみのペーストを混ぜ合わせる
⓶ 酒と醤油で味をつけて、米を炊く
米10:くるみ2~3:醤油1弱くらいの割合、酒は少々

 

コミック版のほうでおまけについている「黒ゴマごはん」も美味しそうです。

「黒ゴマごはん」レシピ『リトル・フォレスト』より

「黒ゴマごはん」用意するもの

米3合:黒ゴマ1/3合:醤油1/2合:砂糖大さじ2杯弱

「黒ゴマごはん」レシピ

① 黒ゴマは炒って、すり鉢で粗くする
⓶ 研いだ米に、黒ゴマ、しょうゆ、砂糖を混ぜ、ふつうの水加減で炊く

 

 

 

秋 3rd dish:「岩魚の南蛮漬け」

※コミック版では17st dish

南蛮漬け

まあ、南蛮漬けのレシピです。

海の近くではなければ、魚は川魚で、標高が上がれば、岩魚が一般的になるだけとも言えますが、なんとも贅沢。

でも、さすがに鮎だともったいないかな、という気もしてしまいます。

2時間程度で味が馴染んで食べられますが、次の日以降もさらに味が馴染んで美味しくなります。

「岩魚の南蛮漬け」レシピ

① 岩魚の内臓をとって洗う
⓶ 小麦粉をまぶす
③ 酢・砂糖・しょうゆ・鷹の爪を煮立て、タレをつくる
④ ⓶を揚げる
⑤ ③のタレにつける
⓺ 玉ねぎ・ニンジン・セロリの千切りも漬け込んで、しばらく置く

 

 

秋 4th dish:「栗の渋皮煮」

※コミック版では14th dish

栗の渋皮煮。

栗の渋皮煮

 

栗の下ごしらえ

① 固くなるので、取って早いうちに鬼皮をむいておく
*古い栗は、かるくゆでるとむきやすい
③ 草木灰か重曹に入れた水に一晩つけておく

「栗の渋皮煮」レシピ

① 次の日、そのまま火にかけ、弱火で30分煮る
⓶ 煮汁がアクで真っ黒になるので、水を替え、さらに30分煮る
③ 煮汁が澄んだワイン色になるまで、⓶を繰り返す
④ 筋とワタをきれいにそうじする
⑤ 煮あがった栗の重さの60%の量の砂糖で、煮詰めていく
→すぐ食べるなら、そのまま汁気がなくなるまで煮詰める
⑥ 保存するなら少し煮詰めて、汁ごとビンに入れておく
*煮汁のまま、2~3か月置くと、しっかりと糖がしみ込んで、ねっとりとした感触を楽しめる
⑦ 食べるときに、改めて煮詰める
その際に、しょうゆや好みの酒類で香りをつけると美味しい

 

 

秋:5th dish「干し芋」 

※コミック版では27th dish

秋も暮れてくると芋のシーズン。概して、寒さに弱いので、保存には注意が必要です。

たとえば、サトイモは家の中でもっとも温かいところで。

サツマイモもは、それ以上に保存がきかないので、掘ったらすぐ干し芋にするのが手。

干せば甘みが増すし、冬中楽しめます。

干し芋

 

「干し芋」 レシピ

① 鍋に湯を沸かす。
⓶ ザルをかけて、次から次にふかしていく
③ 皮向いて短冊に切る
④ わらに括って干しておく

 

 

秋 6th dish:「アイガモ」

※コミック版では26th dish

合鴨農法で活躍した鴨を捌く回。

大事な命なので、ありがたく全部位を使っています。

アイガモのグリル

 

「アイガモのグリル」レシピ

① 皮に包丁で切れ目を入れて、塩をしておく
⓶ “良く熱したフライパンに油をひかずに、皮を下にして中弱火でじっくり”
③ “どんどん脂が出てくるので、途中でであける
後で炒め物などに使う”
④ ゆっくり皮がこんがりきつね色になるまで焼き、それからひっくり返して好みまで火を通す

 

 

アイガモのレバー ピリ辛炒め

 

「鴨モツのピリ辛炒め」レシピ

① レバーやハツはみりん、しょうゆ、しょうが、トウガラシでピリ辛炒め

 

「砂肝の刺身」レシピ

① “砂肝はスライスして刺身に。
生姜醤油でさっぱりといただく。

 

「ガラスープ」レシピ

① ガラはゆっくりミスから弱火で炊いてだしを取る

 

 

 

秋 7th dish:「ニンジンと青菜」

※コミック版では15th dish

この回は、珍しく母との回想というストーリー重視。

青菜とニンジンを通して、語られます。

青菜炒め

 

 

 

 

森 薫

雑誌編集者、webコンテンツディレクターを経て独立。コロナ禍を機に半農半X生活へ移行、「X」は表向きライター業、実際は単なる車中泊トラベラー?!

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