エスビット 985ml クックセットについているゴトク(兼風防?)は、なかなか使い勝手は良い。
このブログでもさんざん紹介しているニチネンの固形燃料を使っても、うまく使える。
ふつうの炭入れより、おそらく燃焼効率も良さそう。
ただ、ぼくの使い方では課題も残っていて、集約すれば以下の2つになる。
1)小さいクッカーの場合どうするか。
この問題があるので、クッカーとセットで販売しているのだろうが、ぼくの場合、愛用しているアルゴ ファーレのエスプレッソポット(2cup)が使えないのは、ちとつらい。
2)火力調節方法はどうするか。
それらを解消するために、こんなものを試作してみた。
まず1)の小さなクッカーな場合だが、これは簡単なことで、棒を2本渡せばいいだろう。
ためしに鉛筆でやってみると、こんな感じ。
この場合、棒の台座をつくるために、丸ヤスリでゴトクを少し削ってやるか、あるいは棒のほうに、ゴトクにひっかける切り込みつければいいだろう。
2)の火力調節方法については、メーカー側も当然考えているようで、そもそもエスビットのクックセットのゴトクは、フタを動かせるような大きな穴が空いたデザインになっている。
ただ、どうも可変範囲が小さい。
結局は、フルで出力するか、フタの開け具合をだいたい決めておいてかぶせて、微調整という、実質2段階+αの調節しかできないだろう。
せっかくエスビットのアルコールバーナーがフタの開閉をしやすくしている取っ手が付いているのに、もったいない。
だったら、トランギアのアルコールバーナーでもいいだろう。
いろいろ考えていたら、そうだ、ユニフレームのダッチスタンドにこんなんがあったなぁ、と思い出した。
これを小型にすればいいのか、ということで、自宅にあったアルミ棒(直径4mm)で、だいたいのものを試作してみる。接続はセロテープで貼っただけ。
これなら、熱にさえ注意すれば、調理途中でも火力の調整ができそうだ。
件のエスプレッソ・ポットを置いてみる。
少しぐらつくが、素材を検討すれば、何とか実用できるものになりそうだ。
そのままエスプレッソを煎れてみたが、ちゃんと使えた。
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