山ごはんレシピ_クスクス with アラビアータ

見た目は、昨日のミネストローネとあまり変わらないけど、今回クスクスと合わせるのはアラビアータソース。
トマトソースを赤唐辛子でスパイシーにしたパスタソースだ。
ミネストローネと違って、固形のものは出ていないので、レトルトのパスタソースを使うか、アラビアータソースを使って簡単につくるか、トマト缶から手作りするか、という選択になるだろう。
一番簡単なレトルトのパックをつかってみると、できあがりは、こういうイメージ。

(あまりに絵面として寂しかったので、バリエーションのイワシ付きの方に変更してみました)

<クスクス with アラビアータソース>
総合:★★★★☆
美味さ:★★★☆☆
手軽度:★★★★☆(調理時間約15分〜)
コスト:★★★☆☆(1人前=約250円〜)
満腹度:★★★☆☆(もう1品欲しいかな)
携帯性:★★★☆☆(1人前=約200g〜)
保存性:★★★★★(湿気にさえ注意すれば、常温で数週間保存可)
*アウトドアでの調理を前提として上で、独断で評価しています
(↓材料・作り方・バリエに続く)


<用意するモノ>1人前
クスクス 100g
アラビアータソースがしっかりめなので、今回は中粒の「リッチ クスクス 500g」を使ってみる。

アラビアータ ソース
ニチレイ レストランユース アラビアータ 140g

*クスクス用に
バター(あるいはオリーブオイル) 1かけ(小さじ1〜1.5杯)
 適量
ブラックペッパー 適量
<作り方>
丁寧に紹介するほどのことではないけど、念のため。
1) クスクスを用意する。クスクスの作り方は、こちらを参照。
2) アラビアータソースを5分ほど湯煎する。
3) 1)と2)を混ぜ合わせれば、完成。

<インプレ>
やっぱり少しスパイシーな方が、気分的に、クスクスには合うような気がする。
クスクスのソースとして、味の相性はバッチリ。
ただ、やっぱり肉でも野菜でも魚でもいいので、しっかりした具が欲しいような。
というわけで、いろいろ付け加えてみた。
<バリエーション>
クスクス with 手作りシーフード・アラビアータソース
時間と手間をかけれるシチュエーションなら、もちろんレトルトでなくても、ちゃんとアラビアータソースをつくったほうが美味しい。
例えば、シーフード・アラビアータなら、作り方は、以前紹介したミネストローネから、水とセロリとエノキを抜き、赤唐辛子かチリパウダー(一緒だけど)で味付けすればいいだけ。
そのイメージ図。

付け合わせは、オニオンポテトスープ。
今年のPrimusのカタログに紹介されているのが気になったので、少しアレンジを変えて(水分少なめ&コーンビーフを加えて)、つくってみた。
イワシのアラビアータソース添え with クスクス
たとえば、房総半島あたりを自転車ツーリングしているとしよう。
ふと、立ち寄った港町。
気の良い漁師と意気投合し、「兄ちゃん、今日獲れたイワシだよ。2-3匹持って来なよ」と言われたらーー。
アラビアータで煮てみる手もあるか、と。

残念ながら、そんな機会はまだ来ていないので、スーパーで買ったイワシを、ガスグリルで焼いた。
ストーヴとプリムス フォールディングトースターで焼いた方が、写真的には雰囲気が出たかな。

ここまでくると、主客逆転。メインはイワシで、クスクスが付け合わせという感じだろうか。
それはそれで、幸せな気分。
あ、でも、それなら、サーディン缶のスパイシートマトソースに、タマネギなどの野菜を足しても、ほぼ一緒のものができるかも。

森 薫

雑誌編集者、webコンテンツディレクターを経て独立。コロナ禍を機に半農半X生活へ移行、「X」は表向きライター業、実際は単なる車中泊トラベラー?!

関連記事

特集記事

コメント

  1. はじめまして、いつも楽しく拝見しております。
    今度クスクスをやってみますが、生パスタも気になります。近所ではお目にかかれませんが。
    Metaは良さげですね。張った絵を見たいですね。
    ハッセルは宝物です。北アルプスあたりでじっくり腰を据えて撮れたらいいでしょうね。
    こちらにも立寄りください。

    • qatsi7205
    • 2010.04.25 8:01pm

    foxxzappaさん
    いつもご覧いただいているということで光栄です!
    生パスタは、「カルディコーヒーファーム」で入手できますよ(ググッてみて下さい)。在庫があるかはわかりませんが、店舗案内を見ると、昭島・国分寺などにも店はあるようですので、奥多摩に行った帰りにでも覗いてみては。笹塚、下北、三茶には確実に置いてます。
    もしかして、ハッセルお持ちですか。ぼくの場合、見るだけで素晴らしい風景の写真は専門の方に任せて、むしろ絵になりにくい低山を、カメラの力でうまく魅力的に切り取る方法はないかなぁと試行錯誤を続けている今日この頃です。まだ、手応えはないのですが…。
    ではでは。こちらからもちょこちょこ遊びにうかがいます!

CAPTCHA


TOP