ベランダ菜園に便利なプランターを発見!一週間水やり不要のプランター一覧

植物の育て方

 

前回、ルーフバルコニーっぽいスペースに、ぶどう棚を造り始めたことをご紹介しましたが、今回はその続き。
育てる植物を選びながら、それを植えるプランターを探してみました。
そして、見つけました!
いくつかのタイプを試してみようかとも思っていたのですが、今の私には一択。
それは、リッチェルの「水ラク」シリーズでした。

 

ベランダ菜園を続けるコツは、水やりの手間を省くこと

ベランダ菜園をやりたい、けれども世話が面倒と思う方は多いと思います。

とくに仕事をしていたり、1人暮らしだったりすると、始めたはいいものの、なかなか続かないなんて悩みを持つことも多いでしょう。

はい、私がそうです。

何度か試して、1クールはちゃんとやるんですが、やはり出張やら旅行やらで長期間家を空けることになったり、じゃなくても、朝の忙しい時間に水やりを忘れてしまっていたりと、枯らしてしまった経験も多々。

ペットボトル型の給水システムを試してみたりしたこともありますが、結局は数日に一度、ペットボトルに水を入れるのさえ面倒くさくなります。

そんな課題を抱えつつ、いろいろネットサーフィンをしながら見つけたのが、リッチェルの「水ラク」シリーズ。

そして、ベストコの「給水式ポット」。

どちらもプランターの底が貯水スペースになっていて、そこから水が吸い上げられていく構造になっています。

地下水を吸い上げる地面と同じ構造と言えばいいでしょうか。

これ、思いつかなかったな、なんで今まで気づかなかったんだろう。

 

長方形の給水型プランター

 

リッチェル「水ラク菜園上手 45型」

45型というのは、長辺が約45cmの大きさ。

ちょうど手頃なサイズですし、税込で750円前後から売られているので、手を出しやすい価格帯です。

 

 

基本的には、トマトなど、水分を必要とする野菜栽培が前提ですが、果物苗で試してみたいと思います。

野菜だと、最悪の場合、7日くらい水やりなしでも持つようですが、ぶどうやレモンなど渇きに強い植物なら、10日くらい水やりなしでもいけないかと考えています。

下部にある貯水槽に直接水を入れることもできますし、土にやった水の余剰分は貯水槽にたまるので、週1~2日、それなりにまとまった雨が降れば、まったく水やりなしで回っていかないかと期待しています。

さて、どうなるか?

 

リッチェル「水ラク 緑のカーテンプランター85型」

上記と同じタイプで、サイズが長辺85cm。税込1,550円くらいから

 

 

かなり大きめですが、トマトなど野菜を本格的に収穫しようと考えれば、これくらい必要となるかもしれません。

45型を2つ買った方が安いし、汎用性が高いので、そちらにしました。

 

リッチェル「うるオンプランター 65型」

「水ラク菜園上手」のハイクオリティ版。

水の吸収、循環がより効率的になるような設計になっているようですが、その分、お値段は張って、参考価格:1,813円 (税込)。

 

色のバリエーションが豊富なので、カラーリングをきちんと合わせたい方は、いい選択肢だと思います。

 

ダークグリーン

 

ダークブラウン

 

アイボリー

 

 

*下部タンクの水の入れ替えに注意

リッチェルのプランターを少し使ってみてわかったのですが、下のタンクに直接給水するかたちではなく、土の上から水やりした場合(上部灌水っていうらしいです)、肥料の成分が流れて下のタンクに溜まります。

たい肥などを使っていると、これがタンクに溜まって、匂いが出ることもありました。

下のタンクの水を入れ替えればいいだけのことですが。

この点では、ベストコの「給水プランター」のほうが、タンクがセパレートになっているので、掃除はしやすいですね。

 

ベストコ 給水式プランター 650型 モスグリーン/モスイエロー

長辺が650mmのサイズで、土の容量約30L、水は約7.5L入ります。

材質的にリッチェルより少し劣る印象ですが、セパレートタイプで、少し安い価格帯で1,000円くらいからから出ています。

 

 

置く場所によっては、モスイエローもかわいいかも。

 

 

丸形の給水型プランター

 

ベストコ 給水式ポット 300/360型

「トマト・ナス・ピーマン等の栽培に最適」とされていますが、果樹などに使えないかとテスト中です。

土の換気ができるサイドスリットが付いているのが安心です。

直径φ30cmとφ36cmの2タイプ。

果樹では、φ30cmだと2~3年生、φ36㎝だと3~4年生くらいのサイズ感のイメージです。

 



 

 

リッチェル(Richell)「ウルオ ポット」20/25/30/35型

リッチェルの丸型プランター。

直径φ20~35cmの4種が出ています。

果樹などの場合、直径φ25cmで1~2年生、φ30cmで2~3年生、φ35cmで3~4年生の苗に対応するようなサイズ感だと思います。

 

 

1年生の苗は、リッチェルの「ウルオ ポット」25型に植え、育ち具合を見ながら翌年か翌々年にベストコ「給水式ポット 360型」に植え替える前提で、育てていこうかと計画を立てています。

 

さて、ぶどう棚になる園芸ネットを設置して、プランターも調達したので、次は苗です。

どんな苗を、どうやって入手すればいいのか?

 

 

森 薫

雑誌編集者、webコンテンツディレクターを経て独立。コロナ禍を機に半農半X生活へ移行、「X」は表向きライター業、実際は単なる車中泊トラベラー?!

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