アルコール燃料4種_燃焼テスト結果

昨晩予告したように今日はアルコール燃料の4種の燃焼比較結果を。
ちゃんと「テスト」になったかは微妙だけど、だいたいの傾向はそれぞれ掴めたと思う。
まず、今回使うアルコール燃料をあらためて。

テスト方法は、アルコール45ml(1/4カップ)を使い、400mlの水を沸かすのにどれだけ時間がかかったか、そして、火が消えるまでにどれだけ時間がかかったかの2点をチェックする。
水の量を400mlにしたのは、スープと飲み物をつくるには、それくらいか、と。
使用する道具は、エスビットのクックセット 985ml

火をかける前の水温を測ったら、だいたい17℃プラスマイナス0.5℃と、それぞれ若干の条件の違いはあるが、無視できる範囲ということにしておこう。

その17℃前後から95℃になるまでに何分何秒かかるかというルールでやってみた。
(↓結果に続く)


<アルコK2>
最初はトーヤク株式会社の燃料用アルコール アルコK2 (500ml)から。
成分:メタノール95%・メタノール5%

今回はかっぱ橋のコーヒー問屋で入手したのだけど、大昔にバイトしていた喫茶店でもアルコールランプでコーヒーを煎れるときは、これを使っていたので、何となく親しみがある。
さて、結果はーー
沸騰まで:約9分30秒
消火まで:約13分05秒
<ネンアル>
続いて、同じくトーヤク株式会社から出ているネンアル (600ml)。
成分:エチルアルコール67%・メチルアルコール37%

結果はーー
沸騰まで:約8分05秒
消火まで:約15分00秒
かなり結果に違いが出た。
アルコK2のラベルには「普通物」と書いてあるのだけど、ネンアルと比べたときの品質の違いということか。
とはいえ、コーヒーをアルコールランプで煎れるときには、弱い火の方がいいので、それには、アルコK2の方が向いているのかもしれない。
<ケンエー燃料用アルコール>
次は、健栄製薬株式会社のケンエー燃料用アルコール (500ml)
成分:メタノール76.6%・エタノール21.4%・イソブロバノール0.3%(と表示されているのだけど、あれ? 足しても、100%にならない。ほかに何かはいっているのか?)

これは、家の近くの薬局にもあったし、これまで在庫を訊ねたドラッグストアでは、もっとも置いている確率が高かったモノ。
こちらの結果はーー
沸騰まで:8分35秒
消火まで:14分30秒
他のものと比べた特徴は、燃焼時の臭いが少し気になるかな。
<オクダ燃料用アルコール>
最後は、オクダ化学工業のオクダ燃料用アルコール(500ml)。
成分:メタノール75%・エタノール25%

パッケージに「スス・臭いなし、高カロリー」と書いてあるのが、気になる。
こちらの結果はーー
沸騰まで:8分40秒
消火まで:14分30秒
たしかに臭いは、この4種の中で一番少なかったように思う。
<まとめ>
*火力
火力の強さで言えば、ネンアル→ケンエー≒オクダ→アルコK2の順になるだろうか。
ちなみに、EPIgasのREVO 3500(現行のREVO−3700の一つ前のモデル)では約3分強。
エスビットのアルコールバーナーの方が、だいたい2.5倍の時間がかかるという計算だろうか。
*コスト
楽天と実店舗で見つけた限りの最安(昨日のエントリーを参照)を比較すると、100mlあたりのコストは、ネンアル=87.5円、ケンエー=75.6円、アルコK2&オクダ=59.6円という順。
*臭い
もう一つ気になるのは、燃焼中の臭い。
これは、臭わない方から、オクダ→アルコK2→ネンアル→ケンエーの順だった。
以上の3ポイントの結果から検討すると、今のところ、もっともバランスのいいのは、オクダ燃料用アルコールとするのが適当だろうか。
とはいえ、厳密なテストではないし、もっと安く入手できる店を見つけたら、コロッと結果も変わりそうだけど。
そもそもアルコール燃料が安く手に入る店を探すのは、なかなか簡単じゃなかった(というか継続中)。
安売りを標榜している店でも、アルコール燃料なんて主力の商品にはなり得ないだろうから、ほぼ定価で売られていることも多かったし。
東京23区内で、安く入手できるところご存じの方がいたら、情報ください!

関連記事

特集記事

TOP